2009年1月27日火曜日

円高!国益?

株価と政治は相変わらず「ぐねぐね」していますが、明るいNEWSも多く見かけるように感じています。


以前堀さんがコラムで

「今回の世界金融危機をいち早く切り抜けられるのは日本だ!」

その根拠として

「過去数年間いろんな企業研修にも携わってきて、日本のマネジメント層が苦労し学んできた経過を見てきたので」

という主旨のことが書いてありましたが、実感しますね。


いいなと思ったNEWSソースとしては


・マーチの生産ラインの海外への移動

に始まり

ソニーの愛知県2工場の集約(1個閉鎖)

キリンがフィリピンのビール会社に資本参加

アサヒは中国の青島ビールの本格的に株式取得へ

各企業 市場として、さらに生産拠点や機能として海外シフトしています。


・エルピーダが台湾のDRAM会社との統合のために1,600億を投じる

と言うのも、海外の競合が「価格で暴れる」まえに自社に取り込んでしまうという視点では

マーケティング上は非常に整合性があるかな。


何よりそれぞれ「莫大は投資」がともなうわけですが、

競合と比較して「余裕のある資金」を「円高」を利用して、投資していくってことですから

グローバルな戦いの中では「二重の効果」がありそうです。


ユーロ圏の一部の国では、この機会に「アメリカの不動産」などに投資しようという動きもあるようですが、

これは日本には過去の「苦い経験」がありますから、そんな動きをする企業は出てこないんではないかな・・・と思ったりします。


まさに過去のバブルでの失敗を教訓に、この時期だからこそ将来のための投資を活発に行っていく

ってまさにグローバル企業。


アサヒとキリンの国内市場での戦いもいい加減やめたほうがいいですよね。

年々収益は下がっていくのですから。


本当に日本企業の経営の中にしっかりとしたものが根付いている証なのかな・・・

と勝手に私は見ているのですが。



あんまり「円高」支持していると、製造業の友人たちに怒られそうだけど・・・


でも、このまま推移すればまさに「強い円」ということで、株式市場に海外投資家も戻ってきていいと思うんだけどな・・・

結果として「国民の財産」を運用する国内株式市場が世界の資本に裏打ちされることにもなるし。



笑えるのは、各国かなり「保護貿易」的色合いの施策をゾクゾク発表している中

「停滞する政治」のおかげで?日本はそんなに強烈な手を打ちそうにもありません。


これはこれが問題なんだけどな・・・選挙はいったいいつなんでしょうね?

2009年1月26日月曜日

三河一色マラソン

昨日は「ポジティブ・ランナーTeam」で「三河一色マラソン」に参加してきました。


週間天気予報だと「最高気温6度・雪もちらつく・・・」でしたが

当日はめちゃめちゃ晴天!気温も高かったです。(とは言っても寒いのですが)


一色にみんなで参加するのは、今年で2年目

集合場所なども慣れたもんです。


今回は全員10kmに参加

「完走目的」から「タイム目的」に変化していて

なんか「なんちゃってランナーズ」でなくなってきた。


無事怪我なく、全員完走!


早いひとは40分の前半でGOALしていて、私には手の届かない世界へ・・・


私個人目標はタイムではなく、いつも中盤で抜かれ置いて行かれる「同級生のカジさん」に

今回こそリベンジしたい!で・し・た・が


予定とおりというか、5km地点で一回抜かれすぐに抜き返し

その後8kmくらいまでグングン引き離していた・・・つもりだったのですが、

最後の2kmで失速していたようで

「お決まり」のようにゴール200m前くらいで見事に追いつかれ、抜かれちゃいました


残念・・・


とは言いつつ、二人とも50分を切るタイムで「結果良し」です。


帰りは会場のすぐ近くの「おさかな市場」で家族で食事して帰りました。


いよいよマラソンシーズン 本番

今年はすこし真面目にタイムにこだわってみようかな・・・

と思ったりして^^;

2009年1月24日土曜日

ガブっと

1月も中旬を過ぎると何処も彼処も「太巻き⇒恵方巻き」の宣伝が当たり前になっちゃいました。

この商習慣、15年くらい前まではお寿司屋さんとかホテルの和食店が密かに「常連さんから金を巻き上げる?」ひとつの手段だったのですが・・・

スーパー・コンビニと広がった結果、国民の風習にまで昇華しちゃいましたね。

食品で一過性のものは多々あるのですが、根付くことってけっこう珍しいですよね。


先日セブンイレブン行ったら今年は「森公美子さんはプロデュ-ス」とか書いてあって

嫁さんと二人で「ちょっとやりすぎだよな・・・」なって苦笑していたのですが。


何気に検索してみたら、最近に珍しい「くさい?記事」が出ていたのでご紹介

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090121/1022966/?P=1

キーワードは「野田さん」


1週間ほどマイブームになりそう^^

2009年1月21日水曜日

おおきいんだな・・・

・BMWが金融部門限定で、ドイツ政府に債務保障を要請

・すでにドイツではフォルクスワーゲンも要請済

・アメリカではご存知ようにビック3に政府が資本注入

・そんな中イタリア-フィアットがクライスラーの35%を株を取得に

・中国政府は国内生産自動車の購入を加速させる施策を打つことは確実


何気なくNEWSに目を通している訳ですが、あらためて各国において自動車産業の位置づけが

高いいんだな・・・と感じさせられます。

GMに捨てられたフィアットがクライスラーへ ってことが個人的にはすごくうけた。


こんなにいろんな産業が世の中にはあるのに。



先日友人を飲んでるとき「今後の自動車産業ってどうなるだろ・・・」と話をしたのですが、

そろそろ「大きな波」がくるんじゃかな・・・って話になりました。


この辺は私論ですが、そもそもこんなにエネルギー問題が叫ばれているのに、

「一台一台」にエンジンとガソリン積んで、それで走る自動車って機能というか燃料効率として、すでに限界=時代遅れになって来ているのかも。


いみじくも15年ほど前から始まった「従来型カメラ」から「デジタルカメラ」への変化のように

機能は同じでも「心臓部はまったく違う」というイノベーションがそろそろ本格的に働いてもおかしくない時期かと。


SONYやPanasonicが「カメラメーカー」になるなんて、誰も想像できなかったもんな。



今主流の自動車メーカーは「ボディー&組み立てメーカー」になる日が来るかもしれません。

そういう点で、日本メーカーのボディはトヨタの「GOA」に代表されるように世界でも進んでいるので、競争力あるかな。


わたし的妄想としては、DELLのPCのように

基本ボディは「トヨタ」

内装は「ボルボ」

モーターは「三菱」

電池は「Panasonic」

てな感じで、選んでかえる時代が来ないかな・・・と思っています。

2009年1月20日火曜日

多角化から



昨年GMSで税務とか、それに関連して事業売却のクラスを受講したおかげなのか、

こういうNEWSにも興味が沸くようになりました。


別のNEWSでは、商業施設開発を手がける企業が、すでに始動していたプロジェクトを

停止させて特損を計上するって話もありました。


古い日本の経営発想だと

・事業の多角化が強い→現状、赤字でも本体は黒字だから、子会社はもう少し・・・

・すでに投資の多くは済んでいる事業だから、いまさら・・・


というパターンが多かったはずですが、

世間を騒がせている「景気悪化」の影響かどうかはよくわかりませんが、

少しずつ変化しているようです。



吉野家HDの子会社は現状年間売上10億円・営業赤字1億円ほどの企業のようですが、

保有する会社が変われば、価値を出せるというのもすごいな・・・

おまけに売却額「1円」だし。


ひとつ気になったのが、吉野家HDのプレスリリースに

「本株式譲渡に伴う当社業績(連結・単体)への影響はございません。」

ってきっぱり書いてある点


たしかに営業利益何十億円の企業だから、解らんでもないですが

「影響はございません」って言い切っちゃうんだな・・・と何か勉強になりました


私のセコイ精神では「影響は軽微です」って表現になっちゃいそう^^


やっぱりこれも日本的なのかな・・・


2009年1月19日月曜日

久しぶりに大須

久しぶりに息子と大須をブラブラしてきました。


景気も悪い(らしい)ってことで、人出はどうかな・・・と思っていってみたのですが、人はたくさん。

まったく目的もなく、行ったので目的は息子と「食べ歩き」って感じです。


最近の私&息子のお気に入りは、「鯛福茶庵」です。


鯛焼きでブレークしているお店で、我が家の息子もモールなどの鯛焼きには見向きもしませんが

ここのは大好き。焼いてることが真近で見られるのもうれしいのかも

わたし的には「みたらし」それも「抹茶うぐいす味」が絶品です

「抹茶」と「きなこ」のバランスが絶妙。いつもお土産で買ってかえると奥さんも絶賛してます



あと「いつの間にできたかな・・・」って感じの店で、万松寺通りを北に入ったとこにある

台湾唐揚げ屋さんにもチャレンジ。


大須だと李さんの台湾唐揚げが、有名でいつも人が集ってますが、私的には断然こっちのほうがうまい!


なんや感やと駐車代&食べ歩き代だけで3時間ほど楽しめる大須は本当にいい商店街です。



何気に万松寺ビルの「ゲーセン」のぞいてみましたが、相変わらず「すごい人」

お父さん達の財布はきびしいが、まだ子供の財布に影響がでてない(とするなら)

そんなに不景気じゃないかもな・・・なんて思いました

2009年1月16日金曜日

日本のサービス業も国境を・・・

NEWSで「ベスト電器のアジア出店」をやっていました。

日本発で「サービス業」が「グローバル」に展開していくって、今まであんまりなかった
と私自身は思っています。

ある意味資生堂さんが中国で拡大している資生堂SHOPなって、見方変えると
「サービス業」の輸出とも言えますが・・・

ホテル産業でも、量販店でも基本的に日本は外資に侵食される率が高い。


冷静に「家電」に絞ってみてみれば

・優良なメーカーの本社は日本・韓国に多い
・日本の家電量販はアジアの中では十分システム化が先行している
・激安模倣品を作るのは中国が世界NO.1?

この構図を生かし、アジア発で日本の家電量販が、世界席巻することは可能かも!
メーカーは嫌がるだろうけど・・・


注目する別の視点は、店舗取材の購入者が
「ベスト電器が一番商品説明や接客がいい」と答えていました。
この辺は欧米の量販と比較すれば、さらに差別化になりそう。

ここをしっかり「グローバル」展開できれば、すごく期待できるし有望そうです。


すごく楽しみ^^

2009年1月14日水曜日

統計資料

平成20年 人口動態統計が厚生労働省から発表されましたね。

こういう資料をコツコツと作成&公開してくれるって点で行政機関は秀逸ですね^^

いろんなことが読み解けるとは思いますが、得意の妄想を


・日本は本格的人口減少国家に入った

平成17・18・19年と微妙な推移だったのでですが・・・平成20年でははっきり
出生2,000人・死亡35,000人ですから、33,000人の純減

日本では今「市」という単位の行政区が約800あるのですが、概ねその15~20%が35,000人以下の人口です。こう考えると、従来から言われている行政単位や機能の見直し論は今年は再加速しそうですね。

良い悪いはおいておいて

消費低迷が叫ばれていますが、基礎数値が減っていくわけですから・・・
移民政策とか、考えないのかな



・死因の1/3が悪性新生物=ガン

悪性新生物なんて言葉はじめて知りました。本当にガンでの死亡率って年々増加してるんですね。

今後は寿命を延ばす≒ガンにならない、ってことですから、健康管理が大切だな~



・離婚はビジネスになる?

単純比較はできませんが、34.3%のひとが離婚するしてるってことらしい・・・

葬儀ビジネスが脚光を浴びたように、離婚に着目したビジネスも今後はありかな・・・でも何かネガティブで私には無理っぽい^^

先進国の離婚数値も比較記載されていますが、イタリアの離婚率が極端に低いんですね。いったい理由はなんなのでしょう。

離婚自体にすごくエネルギーが必要な社会なのか、逆に婚姻していることの価値基準がそもそも違うのでか???


そういえば、昨日「ニューヨーク市が婚姻受付&結婚式を24時間対応にした」って言ってました。

広報担当者曰く「世界中の人がニューヨークで婚姻届をだす」って形で人を呼んで「観光収入を増加させたい」って言ってました。やりますね!

ちなみにニューヨーク市は婚姻届提出後、24時間立たないと正式受諾にならないそうです。

単純に「気が変わるといけないから!」って理由が解りやすい



いろんなことが妄想できて、こういう資料は不謹慎ですが面白い^^;



2009年1月13日火曜日

そうきますか^^

またまたセブン&アイのリリースネタ


「そうきますか!」って感じですね。

当然コストなどの削減も行うのですが、何よりも今持っているインフラで”現在扱っている商品”より”利益率の高い商品”を販売していく。

結構難易度は高そうですが、消費低迷による各業界の淘汰のスピードも加速しそうですから、追い風も多いな。

この前提には、既存小売業態(百貨店・GMS・コンビニ)の売上げを伸ばすことは当面難しい、という判断が基本になっているのでしょう。

ではグローバル市場で中国・アジアはどうかと考えると、日本より大きな市場ですから日本国内シェアがどんなに大きくても一番重要な商品購買力にそんなにシナジー聞かないから、言うほど簡単ではないのでしょう。洗濯洗剤で”香り”とか”柔軟効果”を大切にするとって世界で日本人だけじゃないかな?


話は変わって、

先週末名古屋ドーム近くのイオンモールに息子と遊びにいったのですが、昨年からこのモールが行っている”集客の手”がフードコートの集客=ディスカウントなんです。

新聞などでクーポンを配りまくって、フードコートに集める→施設内テナントの売上げに貢献するだろう

でもこの手って、消費に敏感になった今の消費者=「安いものだけを消費する」という傾向から見ると・・・どうなのかな

実際日を追うことにフードコートの混雑は激しくなっていて、今回は席に座るだけで15分うろうろする羽目に。結局、家族でどっかいってもお金かかるし、クーポンもあるから、モールにいって食事して帰ってこようか!って感じなんでしょう。フードコートで気軽に座れないってどういうことよ!って感じです。

何気に観察してみると「何を食べたい」ではなくて、テーブルでクーポンとにらめっこしながら「どれを食べようか・・・」というテーブルも多々見られました。

かたや飲食専門店街は”マック”と”自然食の店・柿安”以外は総じてガラガラ。回転寿司も珍しく苦戦してました。

モールなどの資本先行投下事業は分岐点を越えているときは、ウハウハなんですが一度分岐点を切るとやることなすことすべてマイナス効果ってパターンが多いですから、今後の動向に注目です。

個人的には我が家のワガママな息子にとっては、モールは動物園と並ぶお気に入りの遊び場なので、がんばってほしいのですが・・・

2009年1月12日月曜日

楽しいな~

昨日はGMS名古屋校の幹事会新年会

とにかく楽しかった。


今年こそ「お酒に飲まれないようにしよう!」とココロに誓ったので・す・が、

すでにその目論見はもろくも崩れさりました^^

カメラマンしたり
ウーロン茶を途中で飲んだりと姑息な工夫はしたのですが
まったく意味がなかった。


相変わらず、後半はあんまり覚えてないけど・・・

キャリアや経済動向など、まじめな話もたくさんしたな~



いよいよ「自分力」が問われる時代到来です。

みんながそれぞれのフィールドで躍進する年になるといいな!

とココロから思いました。

2009年1月10日土曜日

フォーム改造

42歳にもなって、フォーム改造・・・って感じですが、

最近では走ることも苦痛ではなく、10kmも55~60分くらいなら普通に走れるのですが

なかなかそれ以上のペースに上げられません。

昨年の名古屋シティマラソンの「最終検問あしきり」というトラウマ解消のためにも

何か変えなきゃ・・・とも思って、いろいろ調べていたらヒントが。


「そもそも走り方が悪いんじゃないの」って点です。


そんで年明けからフラット走法なるものを現在練習中です。

生まれてこのかた「走り方」を意識したことってまったくないので、ちょっと戸惑ってはいるのですが、

何となくコツみたいなもんが解かってきて、昨日は5kmを軽く28分くらいで走れました。

以前に比べて、足の疲労もまったく感じない(ような気がします^^)


いよいよマラソンシーズン本番です!

明日も大会に参加する仲間がいます(私は先約があって今回はPASS)

どんどん仲間も増えてきて、何か面白くなってきました

2009年1月9日金曜日

金融って儲かるんだ・・・

セブン&アイHD コンビニ絶好調!って賑わってますね。


詳細確認しないと!ということで、プレスリリース見てみました。

各セグメントの営業利益が出てたので下記します。


<第3四半期・営業利益>


セグメント '07実績 '08実績 増減

・コンビニ 158,769 167,271 +8,502

・スーパー 22,161 19,941 -2,220

・百貨店 13,353 9,680 -3,673

・フードS -3,230 -1,963 +1,267

・金融 15,572 21,107 +5,535

・その他 1,673 1,638 -35

・合計 208,300 217,676 +9,376


確かにコンビニしっかり伸びていますね。

が、やっぱり注目すべきは金融の伸び。

スーパー・百貨店の穴をしっかり埋めちゃった格好、コンビニの伸びた分がそのまま増益。


金融事業のATMですが、前年対比で

・設置台数 3.3%UP

・1台利用件数 5.4%UP

・クロスで8.9%UP


来年度のセブン&アイHDの営業利益ベースの2つ目の事業の柱は、金融になることはほぼ確実ですね。

小売の2大巨頭と言われる企業ですが、収益の柱がコンビニと金融って何か笑えます。というか凄い!

かたやイオンは不動産管理会社とでも言うのでしょうか??
しかしイオンのプレスリリース解りにくいな・・・

2009年1月7日水曜日

源泉徴収の是非

年末に見た番組の中で印象に残る言葉があったので

勝間さんが話されていたのですが、
「日本の現状の停滞を解消するためには、源泉徴収制度の見直さないといけない」
って!
私が言うのもなんですが「本質を捉える力があるな・・・」と感じました。

”国民の政治への関心”や”政権交代”なんやかんや話は大きくなるが、解決する具体的打ち手は?みたいなやりとりの中での発言だったと。しごく納得。

私も含め日本人の多くはサラリーマン、主な所得についてはすべて源泉課税。
と言うことで”少なくとも私”は
「それが何に使われようが、どこに流れていようがあまり関係ない」というか”関心”がない。
おまけに複雑な国税や地方税もまとめて処理されて、年末調整まで簡単!

非常に合理的なシステムです、
が「税に関する関心」という点では問題ありかな・・・


番組の中で金子氏がいつもの論調で
「この危機的状況では暴動が起きてもおかしくない!」
発言をされていて、さすがに一理あるな・・・と感じたのですが

よくよく考えて見ると
庶民が起こす「暴動」というか「政治活動」で一番国が堪えることって
投票とか何かより、中世ヨーロッパでも、日本の江戸時代でも
「労働の放棄→納税の放棄」が一番世の中にインパクトあったなと思いました。

特に江戸時代初期は物納が主流ですから、
悪政を行うと、とたんに農民が農地放棄とかして消えてしまう・・・

今の時代に取引履歴も残さず、勝手な経済活動をして納税しない、とかってちょっと現実的ではないのですが、民衆の意思を示す一つの方法として「申告納税制度」は理にかなっている。

同じ番組で竹中さんが「納税は国民の義務です!」と反論していましたが
今回は竹中さんちょっと行き過ぎ!と思いました。


でも「法人税は早く下げたほうがいい」と思うんだけどな・・・
今回も竹中さん 声高に主張してました
・法人税が高くて
・労働法制が今後硬直化(逆流?)していく

そんな国に、生産拠点や本社を置いておくグローバル企業って、考えにくいな・・・ --;


2009年1月6日火曜日

グローバル

久しぶりの日記
日記も精神状態がよくないと続きませんね。そういう点では、今年はたくさん書けそうな気がします^^

年末年始、数は少ない経済番組の中で「グローバル」というワードに注目していました

一昨年から猫も杓子も「グローバルに対応」「グローバルが悪い・良い」etc・・・
普通に会話の中に出てくるのですが「自分の中に明確な定義がないな・・・」ということが気になって


予想通りというか残念ながら、TVを中心にしたメディアでしっくりくるような議論を展開している番組は見当たりませんでした。TV業界の経済破綻も今年から始まる広告収入の激減で拍車がかかるかもです

そんなこともあり、今年の幕開けを飾り?!書籍を何にしようかな・・・などと考えつつ、年末にアマゾンで手に入れたのがこの2冊

強い円は日本の国益(榊原英資 著)

榊原さんの書籍は正直期待はずれでしたが、水野さんの書籍は今自分の中にある”もやもや感”を一掃してくれるものでした。”Web”のパワーは認めますが、やはり”紙に書かれたもの”の力を新年からあらためて感じる1冊。
'07に出版された書籍なので「いまごろ読んでんの??」という感じではありますが「解んないことは正直に学ばないと身に付かない」というのは'08の教訓でもありますし

内容は非常にヘビーな話を数値やグラフなどでわかり易く書かれています

読んでいて頭に浮かんできたのは「アンゾフのマトリックス」

定番は
・商品(既存・新規)
・市場(既存・新規)
てな2軸なわけですが、これを
・事業(サービス業・製造業)
・土俵(ローカル・グローバル)
という2軸にすると至極すっきりするような気がします

あえて土壌としたのは、市場でありつつ、安い労働力としての生産拠点やOEM拠点としてもグローバルを捕らえている企業しか、内需が縮小均衡している日本では成長はありえない!って感じです

しかし、今の私の仕事って完全に「ローカル×サービス業」に100%適合していて、かつ壁を乗り越える
施策の目処がない!。「グローバル」は個人的に納得いったのですが、またまた大変なことに気づかされた書籍でした・・・^^: