2010年3月31日水曜日

昨日に続いてマザーハウス 山口さん

なんか昨日いろいろメールでやりとりしていて思い出したことをつらつら。

講演後の質疑応答ですごく印象に残ったpoint2点


「趣味が妄想って、どうなんですか?」

すごく笑える質問でした。


回答として

安易に夢って言って「ものごとを漠然ととらえる」のではなく、

なんでもリアルにかなりリテールにこだわって想像⇒妄想するのが

香港にSHOPができたら、ここをこうして、こうなって、ああなって・・・みたいな感じに

好きというか癖にようになっていると。


私の大親友にも超妄想マンがいるので「どっちが上かな・・・」


町の中学生(子供)に対して

「メッセージを」と言うことで


最近大学生などの講演会によく呼ばれるが、一番最初に必ず質問されるのが

「夢が持てないんですけど・・・」って質問。

いつもすごくもったいないって、思って聞いている。

なぜなら

バングラディシュの子どもたちに「将来の夢は?」って聞くと

彼ら・彼女たちも笑顔で

「お医者さんになりたい!」とか「学校の先生になりたい!」

って言うんです。

でも、ほぼ100%その夢を叶えることはできません。

それは単純に生まれた国がそこだから・・・って理由。


日本では、たぶん自分がやりたい!って思ったことは

努力すれば、叶えられる可能性がたくさんたくさんあると思います。

だから自分で変なハードルを作ってしまうんではなくて、

もっと前向きに考えて取り組んでいってほしい!

本当にそう思います。


しみました。

2010年3月30日火曜日

自然体

日曜日にグロービスの友人たちと三重県の菰野町ってとこに行ってきました。

目的はマザーハウスの山口さんの講演を聞きに行くため。


地元のボランティア団体が主催者のようで

町民のために開催される手作りでシンプルな講演会。ほわっとした感じ。


500名ほど入る公民館にだいたい200名くらい。

名古屋からわざわざ(と言うほど遠くないけど^^)出張ってきているのは、

私たちくらい?って感じでした。


第一部は地元中学のブラスバンド部の発表会!

新体制になってはじめてのお披露目ということで

若干緊張感ただよう雰囲気。

なんか講演よりブラスバンドのほうがぐっときたような気がしないでもない^^

それだけ日ごろ雑踏でココロが汚れているのか?^^;


さていよいよ山口さんの講演!なんですが・・・

ここの小休止の間に

200名いた観客が100名に激減。


地元のひとにとっては、山口さんより「我が孫」の晴れ舞台がメインで、講演は付録のようです。

なんかいい感じです。


講演の内容は下記するとして、感じたことは「自然体」

ぜんぜん気負ってないけど、やってきたことはハンパなくすごい。


ご自身でも仕事とかプライベートとか区別が100%ないし、

モチベートの質問もあったが、そもそも好きなことを24時間やってるので

自分をモチベートする必要ないって。

いい時間でした。


情報を提供してくれた小川さんに感謝です。

ご褒美は2ショット写真ですか!?


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講演内容 ダイジェスト(事実関係確認してませんのでご注意)
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会社のコンセプト「“途上国”から世界に通用するブランドを作る」

現在丸4年で日本スタッフ37名・現地委託工場120名・自社工場25名・ネパール4名に成長。


自分は小学校6年生までいじめられっ子で不登校だった。

いつもどうして自分の主張が伝わらないのか?聞いてもらうチャンスがないのか?と感じていた。

反動で中学校では非行に走り、相当悪かった。多くの人に迷惑かけっぱなしの3年間でした。

喧嘩に強くなりたいという不純な動機で柔道に出会い打ち込めるものができた。柔道がしたくて名門の工業高校に入学。鼻も骨折したし、靭帯も損傷した。

3年生最後の大会で関東2位になり、ジュニアオリンピンク選考大会でも7位になってやりきった感を感じすっぱりやめた。「もう自分はいじめられっ子ではないんだ」と思えた。

柔道をやめたら、無性に勉強がしなくなったが、それこそ大学の名前すらよく分からないような娘だったので必死に勉強して、慶応SFCに入学。4年間みんなについていくだけで必死だった。

4年生のとき日本には十分な教育が自分も含め受けられる環境が整っているので、それが整っていない海外の国が自分の活躍するフィールドだと思った。

それで途上国を援助する国際機関に行ってみた。フカフカの絨毯にキラキラのシャンデリア。予算戦略本部というところでしたが、ハーバードやケンブリッジなど本当に優秀な人の集団。

でも実際にそこから支援されたお金がどれだけリアルに現場に役立っているのかまったく見えなかった。どれだけ人々をHAPPYにしているのか。

素朴にボスに質問すると「自分たちは優秀だから頭脳を使ってお金を集めて配分するまででいい。現場や実務はNGOやボランティアに任せておけばいい」と言われて、まったく理解できなかった。

それでアジアで一番貧しい国は・・・ってインターネットで検索したら「バングラデッシュ」が出てきた。国際機関から日本に帰らずそのままバングラデッシュに飛んだ。

22才の4月。

空港に下りてみると圧倒的人の数。体験したことのない悪臭にびっくり。空気もよどんでいて本当に視界が悪い。

2週間じゃ「何にもこの国のことは解らない」と直感したのですが、ビザは2週間しかない。どうやったらこの国を理解できるだろうか?と考え、大学院生になれば2年間ビザが降りると思いついて、そのまま大学院に飛び込んで無理やり説得して合格した。

4月17日に大きなトランク2つだけでバングラデッシュに飛び込んだ。自分で現地を実際に見る意味が必ずあると思った。

生活は22才の女の子が住むこと自体無謀だったのですが、とにかく何をするにもワイロを要求され、払わなければ日本からの郵便もいっさい届かなくなってしまうような国。

本当にいくら払ったかわからず「いつもこのやろう!」って思っていた。

生活という面でもデモ・テロ・ストライキなどが頻繁にあって、そのたびにすべて市民生活がSTOPしてしまう。

さらに洪水を実際に目の辺りにして、1回の洪水で6,000人が流される。正直そのとき私一人では結局なにもできないのではないか・・・と思った。

1年たって日本に一度帰国。普通に就職活動して何社かの内定ももらった。もう普通の生活に戻ろう・・・と思ってバンブラデッシュに戻った。

でも、毎日スラムの横をとおって大学に通っていたので、本当に人が簡単に死んでいくのを毎日見ていて、小さなことでいいから何か一つできることがないかと考えていた。

そのときジュートにめぐり合った。ゴワゴワのジャガイモの袋。

これをバッグにしたら、バンブラデッシュが「世界に誇れるものになるんじゃないか」と思った。

ジュート工場では劣悪な環境下で小さな女の子達が働かされていた。

それを見て貧困の原因は確かに政治やこの国自体にも問題があるけど、経済の構造が固定化していること、先進国と途上国のビジネスの関係にも大きな問題があるのではないか!と感じた。

「この国からかわいくてかっこいいものをバングラデッシュという”タグ”に載せて先進国に届けたい!」と思った。

まず160個バッグを作った。

右も左もわからないのに日本に来て営業にまわった。
「君はなにものだ?!」
「バングラデッシュのタグをとったら売れるよ。」
「あなたみたいな娘がこの業界にいるべきではない!」
等々、散々好きなことを言われた。

それでもなんとかかんとか160個を完売した。

次は650個製造したが、さすがになかなか売れなかった。

その時気づいたのが、そもそも自分はバッグの知識がまったくないということ。日本の下町で6ヶ月間毎日6時間修行して知識・技術を身につけた。

なんとか650個も完売して、次の商品を作ろう!てやる気になっていたら、
従業員にパスポートを盗まれた。日本人のパスポートは100万円の超える価格で取引される。
生産も見直すために新しい工場と契約したが、契約後工場を見に行ったらもぬけの殻だった。バングラデッシュではこういう詐欺が頻繁に行われている。

もう本当にやる気を無くしてタイミングで、大規模テロが発生した。

今まで散々安い価格で商品を作らせていた世界中のバイヤーは「やっぱりバングラデッシュは政情が安定しないからだめだ!」と言ってとっとと去っていった。

それを見ていて「私は逃げない」ともう一度やる気になった。

気を取り直して3度目の工場と契約。そこは今もお付き合いをしている工場で商品ラインナップもカジュアル路線に変更して商品を製造した。

一つ目のタイミングは07年4月に日経のコラムに取り上げてもらったこと。

実は取り上げられたことをまったく知らなくてWebで1分間に1個商品が売れていってすごくビックリした。

おかげさまで卸の販路も13社にまで拡大したのですが、ふと感じたのが「お客様が見えなくなっている」ということ。

最初の思いとズレてきていることに気づき、卸を断っている直販しようと決めた。

でも本当にお金も何もなくて、テレビのCMで偶然見たビジネスコンテストに応募、無事300万円を獲得した。

審査委員全員から「300万円ではリアルSHOPは作れない!」と散々反対され、それでも「出来ます」って言っていたのですが、実際にはじめたら本当に大変だった。結果として今のSHOPのようにほとんど自分達の手作りでSHOPをつくってコストをおさえて250万円で一号店をOPENさせた。

実際にSHOPを持ってお客様に直接販売すると「本当の思い」を届けられるし、生の声が聞けるし、本当に感動したことを今でも覚えています。

次のタイミングは08年3月に情熱大陸に取り上がられたこと。

突然ディレクターから電話がかかってきて、実は私も視聴者としてすごく見ていた番組だったので、「本当に私でいいんですか?」なって言っていたのですが、一ヶ月間24時間カメラが張り付いて

「本当にもうやめて!」と言いたかったけど、これもバングラデッシュの現状を知ってもらうためと我慢しました。

で、番組が放映されたら、販売サイトが2日間アクセスでパンクしてしまった。

SHOPにも行列ができて、北海道や九州から「買いに来ました」というお客様もいました。

でも、ものづくりって急に言われても量は増やせないので、今まで通り一品一品大切につくっていって、結果4ヶ月も待っていただいたお客様も。

08年9月には、百貨店内に出店することができました。ヨーロッパのブランド・神戸のブランドのSHOPに並んで私たちのお店「バングラデッシュのお店」が出店できた。当然このお店も基本的に自分たちの手作り。

今は新たなチャレンジとして、ネパールのダッカ織を活用した商品ラインを開発・販売しています。

これも現地では機械織りの商品しかない状況でしたが、手織りの使われていない工場をわざわざ探してそこを復活させて、手織りの質感を大切にして生地を作ってもらっている。

色もすごく地味で面白くないパターンだったのをパステル色などをいれてアレンジしました。

最近では、いろんなメジャー企業ともコラボもさせてもらっている。

うれしかったのはHISさんとバングラディッシュツアーを企画して、バッグを買ったお客様に実際に自分たちの工場を見学してもらったこと。

今まで自分たちがつくった商品はダンボールに梱包したら終り。って感じで、いったいどこの国のどんな人に使われているのかまったく知らなかった従業員の目が輝いていて本当にうれしかった。

今後は本当に近い将来先進国、ヨーロッパやオーストラリアの都市に直営店を出店して、多くの先進国にマザーハウスの商品を届けていきたと計画しています。

2010年3月25日木曜日

アスクルさんでも焦るのか?

「1200点のオフィス用品を値下げ」

ちょうど一ヶ月前のリリースですが、春のカタログが本格的に

顧客の手元に届いてきています。


そこで、そもそもの疑問

「アスクルって、ニトリやユニクロと違って、自社で商品作ってる!って企業じゃないよね?」

ってこと。

業界ネタだと、アスクルさんにティッシュペーパーを供給している某メーカーさんの社長さんが

今春親会社の意志で更迭されました。

業界では

「市販市場に力入れずにアスクルに一年間力いれまくって、収益悪化させた・・・」

という理由が一般的なんです。


アスクルさんて、確かに販売力やPB化で仕入コストを抑えることは可能なんですが、

どこまで行っても「流通業」で「自社で作る」ことにより本質的コストダウン・メリットまで

享受できないはずです。


言い方悪いですが、一時期のダイエーのようにいろんなメーカー・商社を

天秤にかけながら、安い条件のところから買うって感じ。


なので

ここ数年は一定の規模と価格まで持ち込んだので、次のステップへ!

・企業総務の代行 したり

・SOHO/個人 顧客を新規で開拓したりと

非常に力強い戦略だな・・・と思って見ていたのですが、

成長はしているようですが、当初の目論見とはズレてきているようで・・・


そして

今年は

「価格」に重きを置くようです。


今回の価格見直しでは販売数量がそうとう伸びないと思うのdすが

具体的には115%くらいは行かない収益吸収は難しそう・・・

クロスMD分多めに見込んでも、110%は欲しいかな・・・って感じだと思うんです。

と言いつつ、ちゃっかりまた儲からない商品点数はちゃっかりカットしてきていますが。

はてさてどうなることやら・・・


カウネットなんかも、amazonで普通に商売やってるし・・・

みんな「勇気を持った撤退」って考えないのかな・・・


この辺が流通業界というか消耗品業界の判断が、難しいところで

「既存の顧客が困るから・・・」って言い訳なんでしょうが。

なんか、同じこと グルグル グルグル やっている業界なんだよな・・・

2010年3月24日水曜日

「握る」って大切

昨日の夜は、名古屋MBAシンポの大野さんと田尾さんと打ち合わせ。


シンポ活動も名古屋自体で3回(かな?)

関西にも遠征いったりして、今後より積極的に活動していきたいと思っているわけです。


そんなことで再度実行委員長の大野さんの思いというか

コミニティーの存在意義、いわゆるビジョンですか^^

等々いろいろやり取りしました。


なんやかんやで予定していた2時間をあっと言う間に消化してしまいましたが

よいディスカッションができ、ちゃんと文字としてアウトプットもすることができました。


企業でもそうですが

やはりしっかりと思い・ビジョンを「握っておくって」って改めて大切だな・・・と思った次第です。


※ちょっと想定したいたよりも、大がかりになっていくかもですが

 共感できているので、精一杯お手伝いはさせていただこうと思います。

 コミニティーに大きい・小さいって関係ないですね。

 必要要件は同じです。

2010年3月22日月曜日

ひとくぎり

昨日グロービスのクラスのDAY6が午前・午後とありました。

これで無事に単位が取れれば、グロービスも一段落。


さっき何となく受講科目の履歴見ていたら、ドロップOUTや

D評価だったクラスも含め、のべ「28課目」

あらためて見ると「結構受けたな・・・」って感じ。


最後ってことで、昨日は三次会までいっちゃたので家に帰ってときは

すでに嫁も息子も寝ていましたが、

今日は早く帰宅してタイトな期間サポート&我慢してくれた奥さんに

感謝を伝えたいと思います。


あと一緒に学んだ友人たちにも

しかし、最近みんなどんどん東京転勤になっちゃうんですよね。

俺も東京営業所とか作ろうかな・・・


※タバコをやめて2週間。

 タバコ吸わないと二日酔いがない・・・

 多分飲んでるときは、無意識にバカバカ タバコすっていたので

 二日酔いというより、タバコ酔いだったようです。

2010年3月17日水曜日

禁煙してみて思うこと(まだ初心者ですが・・・)

今日も脈絡の無い文章。


まだ「間違いない!」って言えるかどうか微妙ですが

禁煙はじめて10日が過ぎました。


過去に何度かトライしてみたことはありますが

軽~く^^;妥協してきたわけで


今回は逆に固い意志があったわけでもなく

月曜日になんとなく

「今週の金曜日までタバコすったら、やめるか・・・」

と思い立ち、思ったように金曜日でやめて今にいたっております。


自分でも軽く驚いているわけですが、なにより嫁さんが驚いていて

「なんか仕事であったんじゃないに?」なんて心配までしてくれています。



ビジネススクールとかにも通ったりして、いろんなことをロジカルに

考えたいと思っているわけで

今回の自分の現象についても「どういう論理立てができるのか」

ここ数日つらつら考えてみました。


で、何となく見えてきたことが

自分の中の「どう見られたいか」が今回大きな原動力となったのかと。


ちょっと話が飛びますが「タバコやめよ!」って思う1週間くらい前に

友人の誘いである「ホームParty」に参加しました。


喫煙者の私としては「ホームParty」って「タバコすっちゃいけないな・・・」って

構えるわけで、実は結構苦手だったりしました。

で、その日も当然タバコすえない気構えでお邪魔したのですが

ホスト側の男性陣がほとんど喫煙者!灰皿も一人1個くらいのバランスで配置されていて

かなり「ビックリ!」したわけです。


Party自体は楽しく過ごした訳ですが、何となく翌日以降違和感が残っていて

「何なんだろう?」と考えてはいたのですが

どうも「今の時代にほとんどがタバコを吸う母集団?!」って塊が

自分の中で違和感があったようで、結果として反射行動的に

急に禁煙を思い立ったような気がします。


ということは

結局自分自身がタバコを吸っている自分に一番違和感を持っていたってことか・・・

と思ってはいるのですが、そんな実感もなかったしな。。。

まあでも心のどこかで「タバコすってるビジネスマン」=何か欠けているみたいな

心理はあったりしたのかも・・・

結局のところ、理由は良く解らん。

また機会をあらためて考えてみたいと思います。


決して喫煙者を私は否定していないし

今も一番仲良しのスタッフとランチするときは

喫煙席に座って、気にせずタバコはすってもらっています。


兎にも角にも

吸うよりは吸わないほうが健康にはいいでしょうし

さして影響ないと思いますが、マラソンのタイムなんかも少しはよくなるかな・・・

なって、今週にはいって良いこと探しをはじめております。


あと、

「喫煙・禁煙と体重に関係性はない!」という仮説も実証してみたいと思っています^^¥

2010年3月11日木曜日

いろんな格差

「FREE」週間ダイヤモンドのおかげで、ぐっ~と来てますね。

私もダイヤモンド買っちゃいました。

でも書籍も持っていたので「何やってんだ?」って自分で突っ込んでいたりもしますが。


内容については、私ごときがって感じですが

この書籍読んでいて凄く気になるというか、背中が寒くなったのが

「デジタルデバイド」とかいう用語。

決して書籍内では取り上げられていませんが。


「どんどん差が開いていくな・・・」というのが実感で、

従来は「リテラシー」の側面のほうが強いと感じていましたが、

最近は「インフラ」というか「個人のハード」の側面のほうが影響でかいな~って感じています。


なんて言えばいいかな。

一昔なら、同じ分譲マンションに同じような家族構成・年齢の家族が2家族入居したとすると

いろんな趣味は違うのですが、わりと生活様式というか車なんかのレベル感って

ひとつの属性で捉えることができたと思うのですが、

良く考えるとそれって環境からくる「情報のインプット」がわりと均一化されていたせいかな・・・

と思うわけです。


しかし、これだけ情報というかITやメディアに対するハード・インフラの選択肢が多様化してくると、

情報との接し方が個々人によってぜんぜん違うな・・・と感じます

で、

その環境下で育ってくる子供にいたっては、まったく違う属性になるだろうな・・・と思うわけです。

これって子供はアンタッチャブルなわけで、本人が大人になってからではどうしようもない・・・


「格差論議」は当面この日本で尽きることはないのでしょうが、

「機会の均等」っていくら言っていても、すでに「情報の均等性」を図ることができなくなった

今の社会では、本人の努力以前に自ずと「結果の不平等」は発生してしまうように思います。


かく言う私もひたすらついていくのに必死なわけですが・・・


農業に関心持って行動をはじめた友人の気持ちが少し分かるような気がしてきました。

2010年3月2日火曜日

ヤマト運輸はやっぱりヤマト^^

今日は流通についてなんとなく。


ヤマト運輸さんが個人宅をコアにおいたサービス体制をどんどん整えていっています。

TOKIOとかCMに使って、やっぱり「そっちか」って関心しましたが、

あわせて車両・ドライバーの管理業務・ソフトにも相変わらず莫大な投資を行っています。

個人的にはこっちのほうがもっと注目しています→http://bit.ly/aReKvO


本来競合となるべき、郵政のほうは事業環境についてわりと冷静にここに→http://bit.ly/cPiP05

記載されていますが、

所管大臣が既に見直しを行った購買コストなどを逆回転させて「再度適正か検討する」

なってアホなことを言っていますので、

遠い将来国民の税金投入かって話になるまで顧客視点はないと思ってほっておきましょう。



ヤマト運輸さんの今回の体制を見ていると

なにか「まったく違うビジネスインフラ」として将来期待できそう・・・

とワクワクしてきます。


日本中をメッシュに配送エリアをおさえている訳ですから、

どこのお金で委託されているのかよくわからん、

車にのった地域パトロールみたいなことは、将来ヤマトか佐川がやってるかもしれません。

というより、すでに彼らがグルグル回っていることが、大きな抑止力として効果を上げているかも。


基本的にかれら自分の担当エリアの住所や状況とかって、いつも敏感にインプットしてますし、

今回整備されたシステム昔話題になったゼロックスの保守部隊みたいに、

どこでお昼ごはん食べてるかまで、本部でばっちり把握できる体制が整います。


うまく言えないですが「ホスピタリー溢れる地域密着サービス」の担い手として

すでにヤマト運輸は大きくリードしているかもしれません。

もっと強いのはコンビニですが、彼らには機動力がありませんからね。



大穴は・・・

新聞が電子化されて、どんどん収益を悪化させる新聞配達ネットワークかな・・・

でもこの人達、業界、超~コンサバなんでここままだジリ貧です。

地域の古い名士が営んできたって点で特定郵便局長と何か近いものを

私は感じてしまいます。