2010年2月25日木曜日

どうなってるんだ・・・

今日はトヨタ騒動に思うことを、つらつら(かなり感情的)


憤りを隠せない!!


私の立ち位置は当初から燃費効率を徹底的に追うために

「プログラムをやりすぎちゃったな・・・トヨタ」というスタンスですが、

米国の内政状はおいておいて

議会に社長が呼ばれるのは、やむなしかと。

ガンバレ!ってモードでした。


昨日の朝も田村議員に

「今トヨタは日本として必死に戦っています。社長公聴会前に

 政府・首相として、ポジティブなメッセージを」

ってメールしたら、瞬速で

「同じ危機感!がんばります!」

って返信きたので、それなりに期待していたわけですが・・・


・前原大臣の国内の調査制度の見直し会見

・鳩山首相の「誠実に対応してほしい」発言


いったいどうなっちゃってるんですか?政府は!


これじゃ、穿った見方をすれば

「トヨタ足元の国内での品質に疑念?!」

なって書かれて、米国メディアにかっこうの材料を与えているようなもの。

本当に久しぶりに腹が立つ。


先週末、ちょっと心配でトヨタ勤務の後輩と食事をしたのですが

「米国や韓国と日本の圧倒的差は、政府の後押し・ロビー活動」って

嘆いていました。



いっそのこと

「この機会に海外に生産拠点を拡大した企業が日本に拠点を戻す場合

償却費や税遇の面で今後メリットを検討したい」

とかいって、バリバリ米国にプレッシャーかけるくらいの根性が

日本のTOPにはないのでしょうか?


これ企業に置き換えれば、トヨタは確かにTOPが戦っていますが

日本って組織で見たら、社長=首相が「うまく対応してくれよ・・・」って

ビビってるだけじゃないかと思えてなりません。いいひとなのは解るけど


本当に悲しい・・・

2010年2月18日木曜日

政治と寄付の微妙な関係

堤未果「ルポ貧民大国アメリカⅡ」を読みまして


前作は米国の「キャピタルリズム」の強力さに圧倒された印象でしたが、

今回はいろんな気付きがあるもの「政治と寄付」のあり方について悩まされました。


「米国の政治は企業献金をはじめとする寄付でなりたってる」って、なんとなくメディアが

言ってるから「そうなんだ・・・」と思い込んでいて


・寄付で成り立つ政治⇒国民税負担が低い

・小さな政府政策⇒民間の競争原理のもとに国民税負担が低い

こんな単純構図で、政治運営の成熟した米国。ビバ!アメリカ!!

と単純に考えていました。


日本の国会でもたまに議論になるように「何の見返りも期待しない献金なんかあるのか?」

という論点も、キリストという絶対の神を崇拝する国では「寄付」に対する考え方が

もっとピュアな領域に達していて、これも「政治に対する民力」として憧れるな・・・

などと、呑気に感じたりして。


しかし、実態書籍の中で語られていることは壮絶なコーポラティズム!企業と政治の癒着構造が

より日本より明確であるという事実。まさに税金を利用した巧妙なビジネスモデル。

(それを考えつくって点では、妙に優秀さを認めざるをえない訳ですが・・・)


大きな期待を背負って登場したオバマ大統領でさえ、

自分を大統領に押し上げた「見える手=巨額の献金」企業への不利益な政転換は

ムリでつぎつぎと公約があやふやになっていると述べています。


そういう視点で、日本も献金 ○ × 的論議がされていますが、まだやり方はいくらでもある

と言うか、一周遅れて走っていたから、まだ論議できる的、逆説的なお得感を持ってしまいました。


もうひとつ

この書籍から学んだことは「そんな理不尽な状況」を、オバマを押し上げた「見えざる手」も含めて

国民が局所・個人レベルで反省しながら、新しい行動を起こそうとすでに走り始めていること。


この点は日本人としても個人としては深く反省。

「Move Hatoyama!」見えざる手?で押し上げられたTOPなんだから、評論・客観視するのも

悪くないが、何か前に進んでくれるような行動をしないといけないな・・・と思った次第です。

まだまだ修行が足りません。


PS:「鳩カフェ」実施前は「茶番か?」と斜めに見ていましたが、「意味あるな・・・」としみじみ感じる今日この頃です。

2010年2月15日月曜日

忘れちゃうんだよな・・・

土曜日に立命館大学で開催された

「関西MBAスクールフォーラム」に参加しました。


一部はマーケティングの講演で

二部が各スクールの事前に与えられた課題に対するプレゼン。


私はグロービス経営大学院チームの一員として参加したわけですが、

結果は良くありませんでした。


決して順位を決めるために行っているのではなく、意識を高め学びを共有する会な

訳ですが、素直に反省です。


と言うのも、今回課題に取り組むにあたり、正直プレゼンの出来も含めたトータルで

時間バランスを考えてしまい、課題自体の「本質」にまでたどり着くことが

できていませんでした。


なんのことはない一生懸命やってるつもりで、どっかで流してた・・・

ってこと。大反省。


大学院もこの3月で単位取得し、卒業なわけですが

どこかで「こなす」癖がついてしまっている自分に猛省です。

なんのために大枚はたいてスクール行ってるんだか、本当の目的を見失ってるな・・・


人間で常に今・今の環境に順応してしまい、大事なことを忘れちゃうんですよね。

というか私はと言うべきか。

そういう点では、大きな学びがありました。

同じチームの人たちにもごめんなさい!


※「充電カフェ」って、ありだと思うんだよな~突然思った^^

2010年2月11日木曜日

キリンとサントリーに思う

ちょっと古いニュースになりましたが、キリン・サントリー 統合について


ちょうどビールメーカーの世界シェアの発表がありましたが、下記の通り。

<世界のビール市場シェア>

1位 ベルギー アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)バドワイザー

2位 英国 SAB「ミラー」

3位 ハイネケン

4位 デンマーク カールスバーグ

<ここまでの上位4社でシェア50%以上>

5位 中国 青島ビール

6位 米国 モルソン・クアーズ・ブルーイング

7位 メキシコ グルッポ・モデロ

8位 中国 北京燕京ビール

<やっと> 

9位 キリンホールディングス

10位 アサヒビール

数値を見てもあきらかなんですが、私個人としては

「今更統合して、何になるんだ?」という印象でした。


特にお互いの生産ラインなんで、国内でなんのシナジーも聞かないだろうし、

逆に今後海外にっていうんなら、海外ビールメーカー買収したりしたほうが

ぜんぜんいいと思うわけです。


一昔前、国内の製紙業界での敵対的M&Aって話題もありましたが、

どうしてまず「国内なのかな・・・」と思うんです。

日本人は言語的壁を意識しないうちに、意識してしますのでしょうか。

※人のこといえない自分ではありますが・・・



そのうち、青島ビールなんかに買収されちゃって、ただの日本ブランドになっちゃいそうな予感がするのは、私だけでしょうか?

2010年2月9日火曜日

言葉と文字

今日は抽象的なおはなし


最近、長くお会いしてなかったり

コミニティーの仲間としては知っていたけど、深くお話する機会がなかった

方とメールでやりとりしたり

直接お話したり

という機会にたくさん恵まれています。

※というか見方によっては、勝手に私が突っ込んでいっていると言うべきか^^;



で、なんとなく感じているのが

「言葉」と「文字」のコミュニケーションってやっぱり違うな・・・

てこと。当たり前なんですが。

メリット・デメリットって形でうまく整理できていませんが、


わたしの場合

やはり直接あって「言葉」でコミュニケーションするほうが好きなようです。

と言うか、みんなそうか・・・って感じですが。


メールなどの「文字」でのやりとりは、良くも悪くもテキストを打っている段階で

言葉の表現に気を使ったり、こんな言い回しの方が解りやすのだろうか等々

いろいろ試行錯誤しながら、文字にしていくので

非常によい文章に見えるのですが、結局魂がすこし削がれているような・・・


直接会って「言葉」でコミュニケーションする場合も

事前にいろんなことを考えてはいるわけですが

結局、実際に話している言葉や本人の雰囲気なんかで、自分でも「今日の論点とは違うよな・・・」

なんて考えていたことが、当然自分の口から飛び出したりします。

ただ、その分エネルギーも多く使うわけですが。


最近twitterとかやってると、お会いしたことないけど「文字」に引き付けられたり、共感したり

という接点が増えていて、なんか不思議な感じです。

そういう方と直接「言葉」でコミュニケーションしたいな・・・と強く思ったりします。


友人の話ではないですが「引き寄せ力」って感じなのでしょうか。


うまく「文字」に出来ませんが、なんかいい感じな今日このごろです。

疲れてもいるわけですが^^

2010年2月5日金曜日

小さな感謝

今日の朝の話

いつもより遅めに起床して、慌てて出勤の準備

私の場合、出勤が早いので嫁と息子はまだ夢の中^^


洗面所いって、ルーティの支度をしていると

「うん?」

歯ブラシが新品になっている。


いつもとことと言えば、いつもの事なのですが、

気持ちイイ朝を過ごすことができました。

なんにも言わなくても、ちゃんと気にしてくれている嫁に感謝です。


いままでしたことなかったですが、通勤中に

お礼のショートメールを送りました。


しばらくしたら

「いってらっしゃいませ」

ってメールが帰ってきました。


わたしも俗に言う日本人的男性なので、日頃の感謝の表現が下手だと

思っているのですが、ちょっと頑張らないとね。


今日はいい一日になりそうです。

2010年2月3日水曜日

百貨店に思うこと

先週、百貨店撤退がNEWSになってましたが、

twitterとかでやりとりしながら思ったことをつらつらと。


デパチカとかの収益が悪化してきて、トータルでなんともならない!

って記事が多かったと思うのですが、

確かに、食品はSMなどでは一番粗利益も高くオリジナリティも発揮できるカテゴリー

なんでしょうが、本来百貨店の食品カテゴリーの目的はやはり「集客効果」だったはずだと

思うわけです。

で、本業の地上階でインパクトが出せなくなっていって、強力ブランドなど

依存する体制になって、でもそういうブランドは実力ついたら自社で店舗つくっちゃうので

出て行っちゃって、結局競争力がなくなっていった。

って感じだと私は思っていて・・・


でも、百貨店でそれこそどこの街でも一等地に立ってるので

その立地と自分たちの置かれて流通としての立場考えれば、

まだまだやれることもあるんじゃないかな・・・とも思います。

秋田県のヨーカドー空っぽになる姿なって、想像がつきません。たまたま行ったことがあって。

※それが百貨店とか物販という業態かどうかは別にして


撤退後借り手がいなくなれば、新地になって新しい開発が行われるという意味では

同じことなのかも知れませんが。


単純な私の頭で発想してみると

・専門医と美容とドラッグとか、集めて24時間メディカルセンターにするとか

・これから伸びそうな服飾のベンチャーマーケットみたいにするとか

・いっそ ビジネスセンターでもいいかも。飲食店もたくさんいれて

どれも収益が取れそうもないか・・・


でも、真剣に考えれば利用方法あると思うんだけどな・・・

あのスケルトン構造をうまく使うビジネスがきっとあるはず。

2010年2月1日月曜日

ベースを整えるって大切かも

週末街を歩いていて思ったこと。


ここ2年くらい、なんとなく感じていたことなのですが、

障害者の方が街に出やすくなってきているように感じます。

特に公共交通機関などに乗っていると感じる。


障害者と健常者の係わり方で

心のバリアフリーって論点があるわけですが、

ベースとなるインフラ=バリアフリーな建物や公共交通機関って

やっぱり大切なんだな・・・と最近感じてきています。

いままでそんなに意識しなかったけど。


そんなことを思っていたら

やっぱり政治とか教育って大事なんだな・・・といまさら考え直してみたりして。


概念的なんですが、

一部の特出した能力や志をもった人はどのような環境でも、いろんなことに

タッチしていけるのですが

多くの人は

ベースとなる環境がある程度整ってきて

少しづつ周りの温度や価値観が変わってきて

やっと一歩前に踏み出せるような 感じかな・・・と感じています。

この抽象的な表現が「世代交代」なのかななんても思ってみたりして。


かく言うわたしも障害者のいち親なわけで

はてさてどんな心持ちなのかな・・・などと自分を振り返ってみたりしました。