2009年1月20日火曜日

多角化から



昨年GMSで税務とか、それに関連して事業売却のクラスを受講したおかげなのか、

こういうNEWSにも興味が沸くようになりました。


別のNEWSでは、商業施設開発を手がける企業が、すでに始動していたプロジェクトを

停止させて特損を計上するって話もありました。


古い日本の経営発想だと

・事業の多角化が強い→現状、赤字でも本体は黒字だから、子会社はもう少し・・・

・すでに投資の多くは済んでいる事業だから、いまさら・・・


というパターンが多かったはずですが、

世間を騒がせている「景気悪化」の影響かどうかはよくわかりませんが、

少しずつ変化しているようです。



吉野家HDの子会社は現状年間売上10億円・営業赤字1億円ほどの企業のようですが、

保有する会社が変われば、価値を出せるというのもすごいな・・・

おまけに売却額「1円」だし。


ひとつ気になったのが、吉野家HDのプレスリリースに

「本株式譲渡に伴う当社業績(連結・単体)への影響はございません。」

ってきっぱり書いてある点


たしかに営業利益何十億円の企業だから、解らんでもないですが

「影響はございません」って言い切っちゃうんだな・・・と何か勉強になりました


私のセコイ精神では「影響は軽微です」って表現になっちゃいそう^^


やっぱりこれも日本的なのかな・・・


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