「そうきますか!」って感じですね。
当然コストなどの削減も行うのですが、何よりも今持っているインフラで”現在扱っている商品”より”利益率の高い商品”を販売していく。
結構難易度は高そうですが、消費低迷による各業界の淘汰のスピードも加速しそうですから、追い風も多いな。
この前提には、既存小売業態(百貨店・GMS・コンビニ)の売上げを伸ばすことは当面難しい、という判断が基本になっているのでしょう。
ではグローバル市場で中国・アジアはどうかと考えると、日本より大きな市場ですから日本国内シェアがどんなに大きくても一番重要な商品購買力にそんなにシナジー聞かないから、言うほど簡単ではないのでしょう。洗濯洗剤で”香り”とか”柔軟効果”を大切にするとって世界で日本人だけじゃないかな?
話は変わって、
先週末名古屋ドーム近くのイオンモールに息子と遊びにいったのですが、昨年からこのモールが行っている”集客の手”がフードコートの集客=ディスカウントなんです。
新聞などでクーポンを配りまくって、フードコートに集める→施設内テナントの売上げに貢献するだろう
でもこの手って、消費に敏感になった今の消費者=「安いものだけを消費する」という傾向から見ると・・・どうなのかな
実際日を追うことにフードコートの混雑は激しくなっていて、今回は席に座るだけで15分うろうろする羽目に。結局、家族でどっかいってもお金かかるし、クーポンもあるから、モールにいって食事して帰ってこようか!って感じなんでしょう。フードコートで気軽に座れないってどういうことよ!って感じです。
何気に観察してみると「何を食べたい」ではなくて、テーブルでクーポンとにらめっこしながら「どれを食べようか・・・」というテーブルも多々見られました。
かたや飲食専門店街は”マック”と”自然食の店・柿安”以外は総じてガラガラ。回転寿司も珍しく苦戦してました。
モールなどの資本先行投下事業は分岐点を越えているときは、ウハウハなんですが一度分岐点を切るとやることなすことすべてマイナス効果ってパターンが多いですから、今後の動向に注目です。
個人的には我が家のワガママな息子にとっては、モールは動物園と並ぶお気に入りの遊び場なので、がんばってほしいのですが・・・
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