2010年8月7日土曜日

軸・マトリックス

最近いろんな方とお話したり

戦略練ったりする時

頭の中でぼや~と意識しているというか雲が浮かぶのが

「このひとのはなしの軸ってなんだろ・・・」

という発想。


最近強く感じているのが

「みんながみんな2軸で話すわけではない」

ということ。


自分で書いてみて、笑えるくらい「当たり前」ですよね。


なんでそもそも2軸なんだ?ってはなしです^^

でもグロービスの仲間や自分のスタッフと話す時って

常に前提=軸が共有されていて

だいたいというか、私の場合か、2軸が標準になっている。

3軸=3次元は紙に表現しにくいし、やっぱり難解ですよね。

三谷さんの書籍にも確か同じようなことが書いてあった。


でも

一般的に多くのひとは、1軸でいろんな意見や発言をしようとする。

時間とか奥行きとか高さとか重要度とか

なので、どうしても聞いていると途中で話がこんがらがったりしてしまう。


さらに軸といっても

「0→大きくなる」

が普通って思って、話を聞いていると

「マイナス~0~プラス」

って軸で話をするひともいるから、これもまた混乱する。


自分でも「何書いてるんだ?」って感じではありますが

私てきには何かすごい発見としたような感じ。





最近読んだ書籍が

「トレードオフ」

・ジム・コリンズの新刊

・早稲田の内田さんが帯書いている

・おまけに軸の話

ってことで非常にタイムリーだったのですが、

久しぶりに読んでよかった~って書籍でした。

ブルーオーシャン以来実践で使える戦略立案本でした。

なんども読み返したいと思います。


ものすごく簡単にまとめると

戦略論って、「アンゾフのマトリックス」みたいな絵を書いて

「左下→右上」にGO!な戦略が一見美しいけど

実際には「左上」に上がったり「右下」にスライドしたりと、

シンプルにかつ力強く突き抜けたサービスが強いってこと。


言い換えれば「1軸は無視=捨てる」。

確かに「戦略とは何かを諦めることなり」とは言い古された言葉ではある。

ただ、私の感想としては2軸の1軸を捨てるためには

そもそも

その軸を力強く保持していることが前提。

分かりやすく言うと、すでに市場・業界で一定の地位を気づいた企業が

次にジャンプするために非常に有効ではないかと思う。


中小企業などで、そもそもその軸ですでに「負けている企業」が

「いまさら捨てます!」って宣言しても、そもそも今と変わんないわけです。

そういう視点で、何も持ってないベンチャーが最初から捨てることを

広告に使ってサービスINしていくのも有効に効く。


では、既存の中小企業で「いけてない企業」はどうしたらいいのか?

私は今仮説を立てて実行しているのは、

「3軸・4軸の戦い」に持ち込むことが重要かと。

分かりやすく書くと

立方体の中央に「浮いているような戦略やポジショニングをとる」と言う事。

競合他社から見ると、いとも簡単に浮いていて美味しそうに見えるけど

実際にそこの行く道が分からない=軸が明確に発見できない!

って感じでしょうか。


いつになくトンチンカンな日記ですが、これも最近ノッてる証拠です^^




トレードオフは早速自炊してDropbox行き

裁断済でamazonで売れるか楽しみです

共有したい方いたら連絡くださ~い

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