2009年3月20日金曜日

吉野家でも割り箸が・・・

こんなNEWSが


・吉野家ホールディングスは3月16日「全店舗への樹脂製リターナブル箸の導入」を発表した。

・導入により原木換算で約1万4000本/年の森林資源保護、廃棄物170トン/年の削減、6345トン/年のCO2削減につながる。リターナブル箸は3-5月の期間中、全国の店舗に順次導入する。

吉野家で食事するシーンを想像して、

「割り箸じゃなくなる」ことに少し違和感を感じるのは私だけか。



以前、お客様から提案を求められ「割り箸→塗り箸」の切り替えの試算をしたことがあるのですが、

・割り箸の購入コスト 約3円 ※一般的24cmのもの

・塗り箸の購入コスト 約70円 ※大手レストランチェーンが採用している6角のもの

塗り箸の維持管理費 面倒なので+100%で考えると

140÷3=46.7回転で「もとがとれる」計算になります。


塗り箸の自動織機洗浄機での劣化テストもしたのですが、概ね劣化が認められはじめるのが、80~100回洗浄機を通したあと。


ということで、プレスとしては「エコロジー活動」なんですが、

そのまま企業の「エコノミー活動」に通じるって構図ですか。


その企業さまでは「弊社では環境活動も経済性が伴わないものは、採用しません!」

て「きっぱり」言われて、何か拍子抜けしたことがあります^^;


それにくらべ星野リゾートの星野さんに同じ質問をしたとき

「コストがかかっても環境負荷の少ないものを積極購買している」

ときっぱり答えたのが印象的でした。


まあ、どっちにしても環境負荷が下がるのはいいことなのか?

でも、竹箸ってもともと環境負荷は低いし、燃やせばいいだけなので、この辺を厳密比較してくと答え出なくなちゃうんですよね。

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