各社の決算見込みが大幅に下方修正される中、目に付いた記事
新製品が貢献 等々いろんな理由があるようですが、
一番大きな要因は
です。
かなり減ってきましたが
製薬メーカーは自社商品での顧客の囲い込みのため
流通=納品子会社を持つことが、この業界では一般的でした。
従来から、流通子会社は利益が出ないことは解っていても、なかなか切り離せない・・・
という精神論が一般的だったのですが。
具体的に「小林製薬」さんの場合
「コバショウ」さんという子会社を国内納品流通NO.1の「メディセオ・パルタックホールディングス」に売却。
ということで、本来なら
「小林製薬」さん 不採算部門の切り離し→資源の集中→利益率のUP
「メディセオ」さん 規模の経済→効率のUP→利益率のUP
となるはずなのですが・・・・
「メディセオ」さんの第3Qの短信はすでに発表されていますが、実際はそうはなってないんだな・・・
当然、国内市場でGMSやドラッグなどの「販売量の不振」が大きな要因ですが、
私がいつも思うのは、根本的に利益を確保する事業構造が確立されているのだろうか?
という点です。
具体的に第3Qの営業利益率を見ると
昨年度実績 1.25%
今期見込み 0.74%
この業界12月は商品の荷動が一番多いため、一般的には第4Q以降はさらに利益率が下がっていきます。
業界で圧倒的NO.1シェアを持つ企業でこの利益率・・・・
結局、安定して利益が確保出来る体制が整っていないのに、どんどん規模だけ拡大している。
と捕らえるのは私だけでしょうか?
今回の数値には如実にそのことが現れているように感じます。
今後、SMやドラッグなど国内人口の減少にともない「減少」が予測されますが、
その水面下に、お店はあっても「そのお店まで商品を流通する会社」がなくなるという
根本的問題をすでに日本は抱えてしまっているようです?
しかし、米国のこの業界の利益率って高いんですよね。なんでだろ?
「派遣社員」が大きく取り上げられていますが、
「トラックの運転手」や「タクシーのドライバー」なんて、劣悪な環境と賃金で15年ぐらい耐えてるんですけどね・・・
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