2008年10月27日月曜日

TOPの姿勢

先週土曜日のご縁があってエン・ジャパン株式会社の越智会長の講演を聞いてきました

なんとなく何ですが「リクルートに寡占されていた求人業界で生き残ったすごい人!」って
印象だったですが、本当に凄いひとでした

何が凄いって
自分たちの収入の中心である求人に対して
「世の中から無駄な求人や転職はなくなればいい!」と言い切っていましたから

昔から求人業界って悪い言い方をすれば、自分たちでミスマッチを作っておいて
そのミスマッチをフォローして、さらに売上げを作るといった不思議な慣習があるようで

確かに、新卒のお手伝いしておきながら、その人材に「今のあなたの市場価値は?」なって
メールがきたりする業界ですからね・・・

企業って「TOPの姿勢をあらわす」と簡単には言いますが、これほど明確な姿勢もなかなかないな・・・
と感じさせていただきました


さらに現社長には「ルールや理念が守れない組織になったら、つぶしていい」とも言っているそうです

大企業も零細企業も一律に扱い、求人サイドの情報を真摯に取材し隠さず情報を提供することで
「求人の成功率を上げ、離職率を下げる」という実績を出し、さらに求人クライアントが増えるという
好循環を生んでいるようです

ただし、さすがにこの景気の流れには逆らえず、今期は初の減収・減益を経験するということですが
「これも本当の企業になるための良い試練だ!」とおっしゃっていました

久しぶりに胸のスカット!とした講演でした

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