2008年6月9日月曜日

悩ましい・・・

なにが悩ましいって「水着」

スピード社の性能がどうも国内メーカー3社と比較して、圧倒的なようで
でも水連としては契約があるので、使用しないと違約金が・・・

何よりも個人契約やそもそもそのメーカーに所属している選手は・・・


大変なことになってますね


今回の騒動で思い出したのは、16年前'92年バルセロナオリンピックのバスケットボール表彰式

米国が国内リーグNBAのスーパースターを選抜して、オリンピックに送り込んだ俗にいう「ドリームチーム」が話題になった年です

米国チームはオリンピックでは「アディダス」との契約していたのですが
マイケル・ジョーダンやチャールス・バークレーを筆頭にしたドリーム・チームの顔となる選手の
ほとんどは「ナイキ」の契約選手

結局、ユニフォームやジャージは「アディダス」を着用するが、シューズは各選手の自由という形で大会に参加しました


で事件がおきたのが、決勝戦後表彰式の前
「アディダス」としては全選手が自社のジャージを着て、メダルの表彰式に参加することを
強要してきたのですが「ナイキ」と契約のある選手全員が、
「それならメダルの授与式に参加しない」と表明しました

そもそも
彼らにとっては、試合に勝つことで実力は証明されたので、メダルは手に入ればよくて表彰式なんて出なくてもいい!
言い換えれば、それよりメーカーとの契約のほうが大切という理論です


結果は、ナイキ契約選手は「アディダス」のロゴ部分に各自タオルをかけて見えなくすることで、無事表彰式に参加しました


今回の問題、選手の待遇がプロ化してきている水泳というスポーツにとっては、いいきっかけなのかもしれませんね


しかし、結果タイムから見ると「微妙な差」ではなく「圧倒的な差」ですから
国内メーカーも「水着以外は契約は守る」って線で今回は対応してほしいな~

スポーツスポンサーで短期的には自社ブランドを高めることが大切ですが
長期的には各スポーツの人口を増やすことが目的にはずですから

オリンピックでメダルが取れるか取れないか、その後の若年層への影響が
大きいからね~


追伸:男子バレー バルセロナ以来のオリンピック出場。最後の決め手は滝業か~^^

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