2008年4月30日水曜日

原料高

ガソリンも予定通り価格が戻り、さらに上がっていくようです

わたくしは仕事の関係でいろんな企業さまの購買担当者にお会いする機会が多いですが
みなさん昨年の夏以降、「疲労」されてます

大きい要因として
購買って部署が「価値を高める」部署ではなく「安くモノを買う」って各企業内で定義されているのが、
大きいですね

所管の上司から「値上げの稟議ばかり切って、お前の仕事はなんなんだ!」
って怒鳴られたってグチってるかたも結構多い

各部署のポジションというかカラーは過去の延長線上=実績にうえに成り立っているわけで
急に方向性やカラーが変わるわけではないのですが
機能や提案を怠ってきた方?は結構いまつらい立場に・・・


そんなご時世ですから、わたしも従来と同じ営業では利益率・額とものお客様に押し込まれてしまう訳で
最近意識しているのは「整理した情報をお伝えする」ことです

多くの購買担当者さんは各業界のPROではありませんから
実際の原価ベースがどのように推移しているのから解かりません
「何でも15%は上がるんだよね・・・」って最初から白旗上げてる担当者もいたりして・・・

妥当な価格を見出すために「相見積もり」という制度を多くの企業さまが採用されていますが
商品の規格やそもそも取引実績が違う企業に同列で見積もりを依頼しても結果は自ずと・・・

逆に従来お取引のない企業から「破格な条件が提示される」とそれはそれで困っちゃうようですし


結局、不安なんですよね


ということで昨年の秋以降は
・業界の特性/過去の歴史
・目先1年の価格相場の予測(わたしの独断と私感)
・競合企業などの商流や価格
という話をよくさせていただきます

結構重要な点は商流=チャネルという点です

チャネルの話をするってことは、相対的に当然「御社はどうなのよ?」って話にもなるのですが
そんなときに合わせて弊社=私の営業方針もしっかりお伝えするようにしています

・価格だけを重視するお客さまとは喜んで取引をやめる
・日本の資材流通はまだ旧来の商習慣が良くも悪くも残っているのが、ペーパーマージンの仕事はしない

とりあえず今のところは成功しているようです

でも自分が逆の立場だったらどうかな・・・と時々思いますが
どうみてもわたくし「怪しいセールスマン」としか言いようがありません

これはこれでお客様には評価していただいているようです
「シンさんのバックグラウンド?というか情報ソース?ってなんか怪しいよね」って^^


あともうひとつ大切なことは「みんなさびしい^^」
いろんな値上げ依頼に耐えているグチを誰かにぶつけたいですよね!

結構、価格交渉のアイディアとか一緒に話しちゃったりして、どこかで泣いてる営業さん
ごめんなさ~い

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