2008年2月20日水曜日

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

「ダスキン、モスバーガーと資本提携」

私的には キタ━(゚∀゚)━!!!!! って感じです(すでにキタも懐かしい・・・)

前職の関係で飲食・サービス業のNEWSには非常に興味深深^^


少し前にダスキンが運営する「ミスタードーナツ」で、最近の定番商品のブラッシュUPの成功(してるっぽい)と対照的に飲茶メニューが微妙な位置づけ・・・と書いたのですが、一種これがひとつの解決策=対策なんでしょうか

この相乗効果はでかいでしょうね


正式には両社で設置する「業務提携推進委員会(仮称)」で

 ① 販売促進
 ② オリジナル商品の共同開発
 ③ 衛生管理・品質管理システムのノウハウ共有
 ④ 共同購買によるコスト削減
 ⑤ 共同配送を進め、物流システムを効率化
 ⑥ 出店面での協力
 ⑦ カフェなどの新業態を共同開発

を今後検討すると発表されていますが、私がシナジーでかいと見ているのは
 ⑥の出店面での協力の先にある「FCに対するサポート」です


飲食FC事業というビジネスモデルがWin・Win・Winで繁栄していくために一番重要な戦略って「ブランドのポートフォリオ」といかに組むかだと私は考えています

解りやすく言うと
商圏・客層・消費レベルの変化に対応できるブランドをいかに複数バランスよく持てるか

飲食業の性として、どんなに繁盛している店でもいずれは廃れていきます

しかしFCオ-ナーはフランチャイズに加盟した時点から、努力や苦労がないとはいいませんが
こと業態開発・商品開発は基本的に本部に委ねます

そして事実として「商圏・街は年をとる」
最近都会の衛星都市の限界集落ならぬ限界団地化?みたいなNEWSも出てきますが、親も子供を当然年をとっていく

そんな環境下で、同じ業態・店を今まで10年・15年と続けられてきたことのほうが実は不思議だったんですね。もちろん人口集積の高い関東の一部は別にして

皆さんも「昔あんなに流行っていたミスドが今では・・・」って光景を見かけたことがあるはず

そこでFC本部が本来準備しておかかないといけない手は、今の業態でオーナーにしっかりキャッシュフローがある時点で、次の業態に切り替えることを提案することです

これをグループ直営店舗も含め簡単にやっちゃう例が「スカイラークグループ」
「スカイラーク」が一気に「ガスト」「バーミヤン」「グラッチェ」に切り替わっていった記憶は、まだ新しいのでは

重要な点は「あそこのスカイラークいつも満席だったのに・・・」というお店も切り替えていった判断ですね

最近ではあの小僧寿しを子会社して「回転寿司業態」を模索しています^^
常に先を見てますね


「じゃ何で何百年も続いている老舗といわれる飲食店があるのだ!」って言われそうですが
大きなポイントは「自分たちで商圏を都市化・全国化している」ことでしょう
このWeb時代にはより強まりそうですし、お客様もそういう行動してくれますもんね

愛知県の人口が735万人として00.1%/年のお客様に支持されてとすると、たった735人ですが
これを全国の1億2777万人に置き換えれば、とたんに12,778人になる

さらに多くの老舗の商品戦略はを「集中」特に「看板商品一品のブラッシュUP」に励みます
何年に一回しかいかない店で、商品名や内容が変わっていたら困りますからね^^

こういう点でもFC店舗はそもそも隣に商圏には、別の店舗・オーナーがいるってことで
自ずと努力の限界点がありますしね


実はこういうFCのブランド・ポートフォリオ戦略で大成功しそうだった?企業があったのです・・・
上場もはたした「ベンチャーリンク」さん

私の私見としては、すでに上場する前からビジネスモデルは傾斜していたと思うのですが、理由の詳細なコメントはここではひかえます


「ベーグル&ベーグル」なんて業態も一時期勢いがありましたが、最近ちょっと伸び悩んでいるらしい・・・
このブランドも「DREAMCORPORATION」というホールディングカンパニーが運営しているわけですが、本当に「ベーグルをライフスタイルに定着させたい」という思いを達成するためには、この辺で戦略を見直して
「Pastel」を運営している「チタカ・インターナショナル・フーズ」なんかと事業提携したり、思い切って資本提携しちゃったほうが発展性が広がるのにな・・・と個人的には思ったりします

「チタカ・インターナショナル・フーズ」さんって、以外に表面に出てきませんが、商品のセントラル・キッチン化にはもともと定評があるし、近年は店舗オペレーション能力も相当な蓄積が出来てきているようですから


こうやって見てみると
日本も「屋号」⇒ストレートに「ブランド」という企業から
「ホールディングカンパニー」→「ブランド」という、一昔前であれば海外ブランドや財閥系企業の特権みたいなことが普通になってきました

これはこれで会社運営の上で非常に勉強になります^^


話を「ダスキン、モスバーガーと資本提携」に戻して

実は我が家の息子も妻も大のマック派なのですが、
最近勢いの出てきたあの朝食メニューに、私は懐疑的なんです

さすがにあの朝食のカロリーは・・・日本人を不健康に追い込んでいくのではないのかな・・・
美味しい、不味いではなく、体質的に無理があるんじゃないかなって本気で心配しています

そんな思いもあって、気持ちモスバーガーを応援しています

ほんと大きなお世話なんですがネ^^


近年注目されている医療制度改革も
窓口としてのお医者さんの数やバランス、病院施設がもちろん大切ですが、
入口としての、無用な病気=生活習慣病にならない対策に手を打ったほうが
コスト面でも有効だと思うんですよね・・・

いくら小麦上がった!上がった!米食え!食え!っていっても
マックやカップラーメンがどんどん主食になっていったら、根本的に無理ありますよね


今日は長く書いただけで、なんかまとまりがないな・・・?

0 件のコメント: