2008年1月30日水曜日

覇権主義?

日経・朝日・読売 新聞大手三社が業務提携したサイトがいいよ明日立ち上がるそうです

新s(あらたにす)

話は昨年の9~10月に遡りますが
日経・朝日・読売三社に毎日・産経がつぎつぎと自社サイトのリニューアルやサービス方針変更の発表を行いました


三社に先行して、産経新聞は昨年9月から、マイクロソフトと共同でMSN産経ニュースを運用開始

トップページ・イメージはYahooGoogleのNewsコンテンツと比較しても遜色なく
「ウェブ・パーフェクト」をコンセプトに、取材した情報をいち早くネットで伝える「ウェブ・ファースト」を前提に、速報にとどまらず新聞の高い精度の記事にウェブの特性を加えて質・量ともに充実したニュースサービスを提供するとか


毎日新聞は10月から、毎日jpとして開始
「報道」という従来切り口に加え「楽しさ」「生活」に関した情報を発信していしる

動画ページが象徴的だが、自分達の情報収集にプラス読者・一般人からの投稿を前提に構築している点で、双方向で「みんなで作るポータル」に振っていっているのか


そしていよいよ
巨人三社のサイトリニューアル

まず目を引くのが
「新聞こそがもっとも信頼性が高いメディア」って言い切っちゃってる点^^

そこまで言い切るか!って、特に朝日・・・
あえて挑発的イメージも含ませているのかもですが

「読み比べることで、物事を多角的にとらえることができる」というコンセプトらしい

確かにこれの提案自体に違和感はないが、果たしてどんなサービスになるのか



以前読んだ書籍で
新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書 205)
というのがあった

この書籍、毎日新聞の経営中枢にいた方が、退職後に筆を執ったものですごく説得力が高かったのです

「新聞社というビジネスモデル・業界の特に大手には「共存」とか「ニッチ」という概念はなく、従来からの販売部数争いという呪縛から抜け切れていない」と書かれていた


いみじくもその毎日新聞が自分達からの発信の限界を感じて、双方向の新聞を目指している点が面白いですね


話は変わりますが、
一時期国内を騒がせた製紙メーカーの国内競合企業の買収戦略ではないですが、どうして国内ばかりに目を向けるのかな・・・と個人的には思います

その製紙メーカーも用意した資金で海外の製紙メーカー買収してれば、結構うまくポートフォーリコになったと私は思うんですが・・・

買収とは別に自己資本で中国に新工場を建設中ですが、その操業開始が中国政府から3年延期させられた!?という記事も年明けにみたような
さすが中国・・・


新s(あらたにす)が、どのようなサービスになるかまだ不明ですが、
新聞社も世界の新聞社と提携して、それこそ「読み比べ」させいてくれる会社はないのかな?
ひとつの経済NEWSに対し、日本・アメリカ・イギリス・フランス・中国の五紙記者がリレーでコメントやトーク入れてくなんて結構面白そうじゃないですかねネ


はてさて、今後どんな方向に進むのか楽しみです^^

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