2007年12月31日月曜日

来年は

全国公募で決定した今年の世相を表す漢字

 「偽」

毎日テレビを賑わせています


・大手菓子メーカーから始まった食品偽装問題
・社会保険庁の年金問題
老舗の言われる企業のお粗末さ
・やっと解決の糸口を見出し始めた薬害問題 等々


確かに

「どうなってんだ!」

という話ばかりです


でも、私個人は、すごく前向きに感じています

と言うのも

10年前の日本なら、これらの事件がここまで一般に情報が公になって
問題になったのでしょうか・・・

あえて誤解を恐れずに書けば
保健所であれ、中央官庁であれ、政治であれ、

従来は、自分たちの指導や判断のミスは
何としてでも辻褄あわせをして

「なかったこと」 「最小限の事実」

にしてきたのが、戦後の日本だと思うんです


でも、もうそんなやり方が通用しない

情報が高度化し、組織に組する人に価値観も多様化した
現在では隠蔽や口裏合わせなんて出来ないんでしょう!

「偽」が顕在化した一年でしたが
言い換えれば、通過しなければいけなかった一年とも言えるかも


やっと日本も本質的に変わってきたのかな・・・


さてさて
来年の今頃はどの漢字でメディアは盛り上がっているのか?



私事ですが
来年の漢字は一字には絞り込めず、たどり着いたのが

「破」 と 「始」

日本の社会構造や価値観が、ある面では根底から「破」壊されて、その先に真の「始」まりがあると思っています


さて、どんな一年にできるのか楽しみ^^

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