2007年11月28日水曜日

自分のお葬式

最近私の友人の中でも絵本版 象の背中 ―旅立つ日― (CD付き)がすごいことになっている

そんなとき”フッ”と思い出した本がある


ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか
2・3年前に読んだのだが

この本の冒頭はこんな感じではじまる


 有名企業の社長の告別式

 最後に最愛の娘が在りし日の故人を偲ぶスピーチ

 参列者はスピーチに心揺さぶられ、故人を深く偲ぶ


 もと従業員の女性が、娘に声を掛ける

 「すごくいいスピーチだったは!」

 娘の表情に複雑に・・・

 「実はあのスピーチ私が考えたのではなく、父が自分で書き残していたものなのです・・・」

 その瞬間、従業員は10年前の記憶に・・・


この本を読んだとき
「自分もこんな人になりたいな・・・」と漠然と思った記憶がある

要は
自分が死んだときに
「故人はこんな方でしたね。こんなことに価値観をもってましたね・・・」
と本来であれば、他人に評価してほしいことをしっかり
自分で明文化し、人生を歩いていこう!
人生のビジョンを明確にして、人生を歩もう!

近年の手帳ブーム(と言うか定期的にくるのだが)も
こんな思想が背景に盛り上がっている



この本のあとがきにカナダのテリー・フォックスのいう故人の話がでてくる



彼は末期ガンに侵された自分を悲観するのではなく、
闘病の中で初めて知った
幼い子供たちが毎日ガンでなくなっていく現実をなんとかしたい
と思った

そのための基金設立のため、単独でのカナダ横断マラソンを決意し実行した

マラソンは、彼のガン進行のため道なかばであきらめざるを得なかったが
彼の思いは社会に伝わり、目標の10倍以上の寄付金により、基金は設立されいまも運営されている

この事実を本で知ったとき
「こうなりたいな・・・いい話だな・・・」だったが
やはり行動しなければ・・・と先週末思って


せっかく友人たちとマラソンにも参加しているし

思っていてもなにも変わらない
とにかく実行である^^

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