今流通で起きてることを包み隠さず書きます。各自の判断で認識してもらえればあり
がたいです。
私は日毎トイレット・ティッシュペーパーなどを量販店やビルなどに納める仕事をし
ています。
未曾有の震災がおきましたが、国内の在庫はかってないほどだぶついており「若干の
品薄感は出ても、何とか乗り切れるだろう・・・」と言うのがメーカー・業界の大き
な見方でした。
しかし1週間立った今の状況は・・・
具体的に実績ベースで今週1週間で通常週の4倍の商品量が東海地区で消化されてしま
いました・・・
家庭内の在庫は確保という部分もありますが、関東や被災地への宅配便での送付需要
も大きいようです。
しかし、このことによってせっかく復旧してきた流通機能がまた死に始めています。
関東圏では、交通事情も良くなく慢性化した燃料不足で、通常の70%くらいしか送ら
れてきた荷物を各個人や企業に届ける機能がありません。
そこに日本中のひとが友人や家族にむけて物資を送っているわけですから、現状は各
宅配便の支店に荷物が溜まっていっ
ています。
支店がそれに連動して、そこに地区から地区に移動させる基幹輸送も遅延していきま
す。
結果として関東地方への商品の受付が再度拒否になり始める流通会社も一部で出始め
ています。
そして重要な点は、上記の活動のベースにはトラックや燃料が使われれるわけで、被
災地へ向けての支援以外の「有事のための準備」や「関東の友人への心配り」が、今
回は結果として、非常に被災地支援への流通をも送らせるころにつながり、それが既
に現実化してきています。
本当は行政が宣言や政令でコントロールしてくれるといいのですが、この3日間の流
通各社がかなり頑張ってリカバリーしてくれるとは思いますが。。
と言う事で
西日本の皆さんはいつもと同じ生活・同じ購入量で「普通の生活」をしてこころがけ
ましょう。
追伸;外食なんかはいいですよ!
折角いろんなレストランが仕入れた食材がこれまたロスになっています。
難しいね
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