2010年10月1日金曜日

武富士

10月です。

マラソンシーズン到来です。

今日から週3日は走るときめました。


武富士がニュースを賑わせています。

こういうコメントも普通にあります。

経産省もすでに用意していたであろう対策リリースをすぐに発表。


この案件で素直に思うことは、武富士さんの過去の経営内容が

どうかは置いておいて、

ルール変更に伴い過去の商取引に遡ってルール適用がされている

ってことが本当に良いのかな・・・と言う点です。


私自身のビジネスに置き換えると

「実は吉田さん、こんなに安く仕入れていたものを今まで○○円で納めていたんですか・・・」

って突然言われて

「過去の取引数量×□□円を返金してください!」

って言われているようなものです。

「過去は過去でそのとき最善と判断して取引してたんですよね?」


確かに度を過ぎた高金利だったのでしょうが、ゾンビのように時限や金額制限もなく

すべての取引に適用されるのは、無理があるような気がします。


経済産業省は借り手対策は対応しましたが

連鎖倒産と言いますか、業界の老舗代理店さんが事業停止しました。


そもそも負債額を考えると、在庫をもたずに手離れよく商売するはずの

代理店がこれだけ負債をかかえてしまっては、減らすことは根本的に

難しかったでしょう。

倒れるべくして倒れるあくまで「きっかけ」と割り切れるかどうか。


JRや空港・東京都のサイン広告ではメジャーな会社で前職の時に

新幹線内ポスターでお世話になったこともある企業でしたので、びっくりしました。


今の日本にはざっくり2000年前まで一世を風靡した業界や企業で実質的に出口を

失っていて延命を続けている企業はめちゃくちゃあるはずで、

その雇用規模もかなり大きいはず。

そういう企業って、どうしたらいいんだろう・・・とあらためて考えさせられる

出来事でもありました。

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