2008年3月21日金曜日

便利なこと

数日前の私の出社光景

その日は雨でした
いつものビニール傘を持って家を出る

地下鉄に揺られること20分
爆睡に襲われた私は危うく乗り換え駅を寝過すところ
間一髪、地下鉄を飛び降りる よかった^^

・・・傘忘れた!
最寄駅のコンビニで買えばいいや・・・と思い直して

最寄駅で地上に出て、たまによるコンビニへ
物色するも・・・
「ない・・・500円以下のものが!」

今日はお昼にお金おろそうと思っていたので、財布には500円少々しか。しかもこのコンビニ珍しくATMがない!

気を取り直し、少し先のコンビニへ。雨は相変わらず激しい
「あった!400円」

私はレジで500円を出し、おつりをもらって何もなかったように会社に向かった


普通の光景で、一件目のコンビニにATMがあるか、私がカードを持っていれば何の問題もなし!
って感じなのですが

このあと会社に向かう道中急に考え込んでしまった


①わたしのあの傘はいったいどこへ・・・

当然、落し物として処理されるでしょうが

地下鉄でも無料傘を置くシステムがありますが、今日のような肝心な大雨の日には一本もない

思い切って
期間が過ぎたら「1本100円」とかで「地下鉄構内で販売すればいいのに!地下鉄赤字なんだから」
とも思うが
落し物は落とし主が特定できない(←当たり前あんんですが)ってことで、安易に販売とかできないって以前ネットオフの黒田さんが言ってた

地下鉄って人しか運べないから、販売用の傘=荷物は運べないから、運送コストが別に必要になっちゃう!
ってことで出来ないんだろうな・・・

安全も大切ですが、本当に規制の多い国です。この日本は


②いつから気にしなくなったのだろう

400~600円もする傘を平気でなくして、すぐにコンビニで買う

多分私年2~3回はやってると思うんですが、いつから苦痛に感じなくなってしまったのだろう
金銭面でも気持ちの面でも


③TVコマーシャルのような原風景はいま本当にあるのか?

・駅前で傘を持って帰りを待っている
・傘がなくて迎えが来るのを待っている
・傘がなくて困っている人に声を掛ける

TVコマーシャルでは、いまだに頻繁に使われるいわば「日本の原風景」ですが、本当にこんなシーンって今の日本で発生してるのか?
すくなくとも私自身は長く実践した記憶がない

しいて言えば、自宅の最寄り駅で嫁が車で迎えにくるくらい・・・


環境のためというより、素朴に無駄はやめておこうと思っているし、世の中はECOじゃないと人間じゃないみたい
FMでもECOライフって帯企画でDJが「アーティストにあなたのECOライフは?」って聞いてましたが、ROCKerにECOかよって思ったりも


小さなことからひとつずつと呪文のように言うものの、雨の朝の風景は私も含めて本当に生活に染み込んでいるひとって少ない・・・と思わざるをえない


昔の子どもって、雨が降ったらずぶぬれで帰ってきた
私も高校生くらいまでは、大雨のなか自転車こいで家に帰った記憶がある

いつから変わったのかな・・・

今見たいに地上波デジタルで詳細な天気予報が24時間見れる時代じゃなかったけれど、なんとかなってた

コンビニが増えたって単純な理由じゃないような気がします

たぶん
今の時代に「雨でずぶぬれの小学生」いたら、みんな変な目で見るよね
それだけお金ですべてを解決している時代ってことなのか・・・
他人目を気にせずのは生きていけない世の中なのか・・・

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