2008年3月3日月曜日

読んで楽しかった書籍を2冊

愛蔵版 初ものがたり

突然ですが、20時くらいから始まる時代劇の脚本のような本なんです
なんでこの本にたどり着いたのか、話せば長くなるの・・・ですが
今年の読書目標のひとつに「日本文化」というテーマがありまして、手に取った本です


時代背景は、江戸時代の江戸下町って設定で
本のタイトルにもかけられている「初もの=旬」と「下町の人間模様」を主人公の岡引の目を通して丁寧に描いています

日本って小さな島国ですが、やっぱりいいですね



もう一冊は
ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)

この本は薄いけど、中身は濃かった

私?の予想に反して売れていないのは、多分タイトルが悪すぎ
20の論点って、テレビ局や新聞・フリーペーパーからSNSまで言わば
「現代社会の情報インフラ」について、うまくカテゴリー分けして「現状分析と今度の考察」をしている本なのですが、「ネット」とか「グーグル」なんてタイトルに使わずに、「2010年メディア論」とか「メディア維新」てな感じで、少し年配受けするタイトルつければもっと売れたのにな

私が勝手に思い込んでいた内容について、正しい事実のうえに考察が述べられていたりして、凄く勉強になりました

官僚が悪いことばかりじゃなく、戦略的にいいことやっているよ!ってことも書いてあります

あと印象的な記述として「楽天」はWebの世界では遅れている=すでに終わった企業って言い着てるとこがいいね!決して企業の収益や寿命が終わったとは言ってませんからね^^


突然ですが、日本には古来から「旬」という考え方があります

食材で定義るすると「10日間」なのですが
その意味は「一番おいしくて」&「一番リーズナブル」な10日間というルールだったのですが、現実は違ってきていますね・・・旬⇒高か!って感じ

流通インフラが発達して旬の代名詞だった「かつお」や「フグ」なんて、旬もへったくれもなく国民食です

でも「蛍いか」や「しろうお」のように流通してないとはいいませんが、抵抗している=100%のいい状態はやはり産地でした食せない食材もまだまだあります。こんなに狭い日本でも


昨日友人の紹介で海外で活躍する妹さんとGreeで友達になったのですが、彼女にコメントにも「日本の四季」について記述があったような

メディアやWebの旬=プレーヤーの変化のスピードは加速していて情報についていくのがやっとですが、食べ物くらいたまには落ち着いて「旬」を感じることも必要だな・・・と思いました
毎年繰り返されるから、探求することも可能ですしね



こういう情緒的日記のときは・・・たいがい疲れてる・・・^^

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