2008年2月5日火曜日

思いと現実

友人が訪ねてきた

春を目処に友達と「独立」するとのこと
この「独立」自体は非常にうれしい話である

以前から話は聞いていたが、いよいよか・・・


しかし私はあえて、彼に苦言を呈した


話は前後するが私も初耳でしたが、07年度ころからか”限界集落になりそうな集落”に対し、行政から対策費という名目で補助金がでるようになったらしい(もっと前かもかもしれないが・・・)

で今その対策の流行?が「光ファイバー対策」だそうな

個別の住宅まで光ファイバーを伸ばし、住民同士のコミュニケーションを促進してコストのかからない住みやすい村・町作りにしよう!ってお題目だって・・・

光ファイバーには、当然専用機?(セットボックスとか言っていたが)をそれを各家庭に一台配布して、行政サービスの情報提供や、友人と囲碁したりなどするらしい

そのセットボックスは市販のWiiと比較して、3~5倍の価格にもなり、それを日本の老舗企業といわれる電工会社がほぼ独占製造して、納品するんだって(というかそういう流れが進行中だって)

は~ん!!って感じで
「なんでWiiじゃ駄目なの? 」
って来たら
「俺もWiiで十分だと思う!」
という回答

詳しく聞けば、そこには日本らしい構造があって・・・
大義名分は「行政サービスの一翼を担う機器に市販品を流用することは・・・」
だそうな

まったくもってバカらしい!!



「本当の話かな・・・」って自宅でググッたら

世耕弘成参議院議員のHPや
岐阜県なかつ川市のHPなど
たくさん引っかかるので、規模は別にして話は確実に進んでいるようだ


彼はそのインフラに載せるソフトをあるツテから開発する仕事の依頼があって、会社を興すらしい


彼自身
実際に限界集落を視察にいって感じた率直な感想は
「光ファイバーより、コンビニ一件建ててあげてよ」
だったと

彼自身はこれをきっかけに、すでに限界集落になってしまった地域へのリアルなインフラを提供するサービスを検討したいと言っていた
と言うか、そもそも「そういうビジネスしよう!」ってご縁で出会ったのに・・・


彼には私の率直な気持ちとして
「社会の大儀に反すような事業で利益を得るってやっぱり良くないよ」
とは伝えた


でも、これって私の個人的価値観だから強制はできない

「そんな奇麗ごとって」とは解っていますが、せめて自分の事業は常にそういう視点でチェックしないといけないなって思いました

おしまい^^

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